NPO法人三浦半島生物多様性保全

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沢山池の里山

長坂の「沢山池の里山」では、5月25日に植えた稲の苗がすくすくと育っています。
わざと1本ずつ植えたのですが、もう10本に分かれています。
穂をつける頃には、20本くらいにまで分かれます。
ここは今年初の谷戸で、実はまだまだ再生にはほど遠いですが、1枚だけ始めた田んぼから少しずつですが里山の生き物が戻ってきました。
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これはイチョウウキゴケ。
神奈川県では絶滅危惧Ⅱ類に選定されている、貴重な植物です。
ちゃんとイチョウの葉の形になっているでしょう?
大きくなると、浮いて田んぼの水面を漂います。
きっと30年前に田んぼだった頃の埋土種子(というか、コケなので胞子)が残っていたのでしょうね。
水を得た魚のように、水を得た水田雑草も一気に芽を出しました。
イチョウウキゴケだけでなく、タガラシやコウガイゼキショウなども生えてきました。
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しかし不思議と稲の中には雑草が1本も生えておらず、なんだろうな~と思っていますが、どうやら小さなガムシ類が大発生しているので、ひょっとすると雑草の芽を食べて除草してくれているのかもしれません。
ガムシはゲンゴロウに似ていますが、水草などを食べる草食の昆虫です。
こんな1年目の田んぼでも、生き物はちゃんと見つけて住んでくれているようです。(てんぱく)
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by mdcn-miura | 2013-06-23 20:59 | 谷戸田こしらへ