少しずつ涼しくなり始めて過ごしやすい日々が続いています。
そんな気候になってくると、稲刈りの時期となってきます。
当団体としては、9月13日を皮切りに、10月13日まで稲刈りフィーバーとなっています。
私たちが行っている田んぼは無農薬田んぼなので、いろいろな水田雑草が元気よく生えていて、稲とそれ以外とを選り分けながら刈らないといけないので手間がかかってしまいます。
また、いろいろな虫たちも悪さをしてきます。
ウンカやカメムシは稲のエキスを吸い取ってしまうので、お米がやせ細ってしまいます。
また、バッタやゾウムシは稲の葉を食べてしまいます。
しかし、そんな困った虫たちを退治してくれる、クモやカマキリ、カナヘビなど多くの生き物が大活躍してくれています。
そして、今の時期の一番の天敵はスズメの大群です。
何十羽・何百羽となって稲の穂を食べ尽くしていきます。
稲刈り中はそんな植物や虫たちの営みを観察しながら、はたまたいかにスズメに食べられないようにするか知恵比べをしながら行います。
稲を刈った後の田んぼにも生き物はやってきます。
落穂を食べにスズメやハト、虫を食べにカラスやトビ、夜にはタヌキやネズミなども遊びに来ているはずです。
そしてこの後は、脱穀・収穫したお米で餅つきをしたり、脱穀し終わったワラでお正月飾りのしめ縄を作ったりと、お楽しみは盛りだくさんです!